★コペンハーゲン、TOVEさんのお家。
昨年北欧3カ国、ヘルシンキ・ストックホルム・コペンハーゲン
を息子と二人で回ってきました。
初めての北欧、1週間の旅。目的は集合住宅のリサーチでしたが
最後のコペンハーゲンで、ステキなおばあちゃんに出会いました。

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コペンハーゲンの午前中からお昼までのリサーチは、
予想に反しての期待はずれ。
ガイドさんを雇ってリクエストを出してたのですが、
最後の目的場所は正確な場所がわからず、とりあえず
近くの駅まで行ってウロウロしたけど、やっぱり解りません。

ひと気のない街で、たまにいても年寄りばかり。3時をまわり、イライラ。
多分解らないとは思いましたが、近くにいたおばあちゃんに聞きました。
すると“ひょっとしたら私の住んでるところかも知れない”という事になり
案内してくれたその場所が、なんとラッキーな事に
私たちが捜していた、目的地のリノベーションマンションでした。

更に、おばあちゃんは“もし中も興味があったら家に来ないか”と
いうのです。願ったり叶ったりで、ホントは北欧の普通の家庭の生活を
見たかったのです。プロのデザイナーの自宅拝見など出来る場合も
ありますが、普通の家庭を見る事は出来ないと旅行会社に断られて
いたので、最後の最後で一発逆転ホームランでした。

上の写真は、その部屋でおばあちゃんと息子の2ショットです。

北欧では子供が自立すると同居はしないのが普通で、
70㎡1LDK+インナーバルコニーに一人暮らしですが、
インテリアデザイナー顔負けでした。
おばあちゃんの部屋は、日本の女の子がみたら“カワイイ”という様な、
黄色をメインにコーディネイトされたステキでほんとカワユイお部屋でした。
そして、いとも簡単に『生活を楽しむ事よ』といっておりました。

◆まずは、リビングダイニングルーム。
 黄色の壁に紫のソファー!!!そして、赤い花のポスター!
 プロ顔負けのセンス。70過ぎたお方の部屋ですヨ。
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◆LDKから廊下を見たところ。
 廊下に敷いてあるラグマットの色を見てください。
 そうそう、北欧は家の中では靴を脱いでいました
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◆LDKの反対側。
 黄色を壁にした場合、ドアの額縁や天井と壁の回り縁は白にするとしまりますね。
 天井は日本と同じか低いくらいの2,400ですが圧迫感はありません。
 コツは、天井に照明を付けない事です。スタンドやコードペンダントで灯りの
 陰翳を出して、空間に立体感を出すのです。
 欧米の住宅やホテルなども、地灯りをとる考えは余り無く
 必要なところに必要な灯りをと云う考え方です。
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◆インナーバルコニー側をみたところ。
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◆キッチン。白でまとめちゃんと片付いてました。
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◆ベッドルームも黄色の壁でした。
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◆窓には必ずお花があります。
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◆インナーバルコニー。
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◆インナーバルコニーガラスドアのディティール。
 夏になると全開できるようになっています。
 欄間はありますが、目線部分はフレームレスです。
 ガラスはあっても外と中を一体化する精神は、日本のマンションには余り無いですネ。
 どうしても、ハード中心でサッシュが普通のように付いてしまいます。
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◆マンションのコートヤードは子供達が遊べるようになっており
 フレームレスのガラスのバルコニーを通して遊ぶ姿が見えて安心です。
 こんなに、外から丸見えでイヤじゃないか聞いた処、
 “私は何にも悪い事してないのでぜ~んぜ~ん平気よ”といってました。ナルホド~
 以前は閉鎖的なバルコニーだったけど、リノベーションしてシースルーに
 なってから泥棒に入られなくなったともいってました。
 要は、見られても困るような生活をしなければ良いのですネ。
 ヘルシンキの住宅なんかもシースルーのところ多かったですし
 北欧は寒いから、日光をふんだんに取り入れたいのでしょうか。
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◆日中は子供達の遊ぶ姿を見ているのでしょう。
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息子と初めての旅行は、思わぬ収穫がありました。
トーベさんの部屋は、モノが何も出てないシンプルな空間ではないし
高い家具を置いているわけでは決してありません。
私たちは、シンプルでミニマムなものをデザインされた環境と思いがちですが
この70才を過ぎたトーベさんの部屋には静かで温かい新鮮な雰囲気を感じ
いきなり訪れた訳ですが『質素だけど豊かな生活』がそこにはありました。

皆さんのお家は、突然こられるとどうでしょ~か?

TOVEさんのお家のあとは、デンマーク人の旦那さんがいらっしゃる、
ガイドをして頂いたJUNKOさんのお家に招待される事に。
またまた、ステキなお家でしたが、このお話は又今度・・・・・・・。
by works1211 | 2006-02-27 00:30 | インテリア・建築
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